キヅイテシマッタ・・・

 





社会に出たから、ほぼ30年の間に

自分が経験してきた中での結論が・・・

 

 

このまま社畜であり続ける以上、本当の意味での裕福には絶対になれない。

 

 

これを読まれているみなさん、反論があるかもしれませんが、、、

本当は、反論なんかないんだと思います。

ですよね。反論なんてないですよね。

 

なぜなら、この文章を読まれている方はみなさん、この事実に気が付いてるから。

気が付いてるからこそ、ここに訪れています。

気付いてないひとは絶対、ここに訪れませんから。。

 

 

みなさんも社会に飛び出した際は、希望に満ち溢れていたんだと思います。

自分も少なからず、そのような思いはあったんだと思います。

入社初日の時の気持ちって覚えてますか?

 

偉大な詩人ヴェルレーヌの名言ではありませんが、

『撰ばれてあることの恍惚と不安と二つ我れにあり』

この詩は神に選ばれた者として、その喜びと不安を歌ったものです。

 

これはプロレスラー前田日明氏がプロレス団体であるUWF旗揚げの時に、語った言葉でもありますね。

彼は、

プロレス界に選んでいただいた自負と本当にやっていけるかという不安、

その不安があるからこそ、必死で毎日練習し、努力をする。

そういった意味を込めてこの言葉を語りました。

 

我々はみんな会社に選ばれ、選ばれたことに対して喜びを感じ、

仕事がちゃんとこなせるかという不安に打ち勝とうと努力してきました。

 

社会に飛び出した時にこのような思いがあったはずなんです。

 

でも、いつしか理想と現実のギャップに押しつぶされて、、、

現実という大津波に浸食されてしまいました。

 

自分は取引先の新入社員の方が来られた際に、必ず聞くことがあります。

「あなたは最終的にどうなりたいの?どこまで行きたいの?」

本音かどうかはわかりませんが、、、

偉くなりたい、社長になりたい。。

殆どの人がそう答えます。

 

じゃ、仕事を始めて10年程経過したひとに同じ質問をしたら、、

社長になりたいっていうひとってどれくらいいるんでしょうね。

自分が訊いた限りではありますが、一人としていませんでした。

 

悲しいかな、これが現実なんです。

数年も働いていたら、先が見えちゃうんです。

悟ってしまうんです。

よっぽど鋼のようなメンタルを持ち合わせているか、

よっぽどのアホでもない限り先が見えて、諦めちゃいます。

 

みなさんもそうだと思いますが、現実を受け入れてしまっている自分が存在しています。

社畜であることに、何に違和感も抱かなくなっている自分が存在します。

 

毎日決まった時間にiPhoneのアラームが鳴り、、、

眠い目をこすって朝食を食べる間もなく、出勤。

汗と香水の混じった、なんともいえない匂いが充満する満員電車に揺られて、、、

会社ではみんなの前で上司に理不尽に叱責され、士気は下がる一方。。。

 

やっとの思いで、休憩時間になるも午後のことが頭から離れず、休むこともままならない。

午後は、取引先からまたも、理不尽な要求。。

上司に相談するもぞんざいに扱われる。。。

そして朝にはなかった、やけ酒による異臭がする帰りの電車に飛び乗る。。。

 

このような生活が、今日も、明日も、明後日も・・・

ずっと続くんです。。。

裕福になるとか以前の問題。。

社畜である以上、この負のスパイラルから抜け出すことは不可能なんです。

 

 

この負のスパイラルをどこかで断ち切らなければいけないんです。

断ち切ろうと決断しない事には、絶対に断ち切れないんです。

このままの状況を受け入れてしまっていては、現状は一ミリも動かないのです。

いや、動かないのは現状維持ではなく、後退なんです。

時間は刻々と減っていくものだから。。。

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