ひとは助けてなんぼ

 





こんにちは

山崎です。

 

前回の続きを・・・

Simple is best

 

29歳女性薬剤師さんが、こんなことも言っていました。
自分は果たして仕事をうまくこなすことができるんでしょうか?
仕事がきちんとできる自信がありません。
どうしたらちゃんと仕事ができるようになるんでしょうか?

 

ってね。
非常にわかる悩みですよね。
自分も最初就職したときに直面した問題です。

 

自分の場合は、就職して一週間後、とある調剤薬局の管理薬剤師になりなさいって言われて、電車で30分の道のりを通う羽目になりました。
働き始めて3年どころか、一週間ですよ。
薬剤師免許を取得したからって、現実なんにも分かんないんですよ。
なんにも分かんないところで、いきなり飛ばされて…

 

当時は、すげー不安に思って自分には無理だー!なんて思ってたりしてました。
今にして思えば、いい思い出になってるんですけどね。

 

あの時は、患者さんに対してどのように対応したらいいんだろうとか、
患者さんから質問を受けたら、どのように返事をしたらいいんだろうとか。。。
悩みましたね。
物凄く悩みました。

 

答えなんか出るはずがないんです。
全くの未経験でしたから。
自分の知識の引き出し完全に空っぽ状態。。
出来るはずなんかないんです。

 

今になったら、できないことはどうあがいたってできないって理解できるんですけど、、、
当時は、できないことって患者さんにとって不利益じゃないかって過剰に思ってたんですよ。
だから、患者さんと話をしてる時にも、何か訊かれるんじゃないかってビクビクしてました。
めっちゃ挙動不審だったと思います。

 

最悪ですよね。
薬を渡す薬剤師さんがキョドっていたら、患者さんは安心して薬飲めないですよね。
だから、ウソでも挙動不審のそぶりを見せちゃダメなんですよ。
でも、当時そこまで頭が回りませんでした。

 

若かったし、経験不足だったんでしょうね。。

 

そんな経験を一応自分も味わってきてるので、
彼女が言うちゃんと仕事ができるのだろうかっていう不安はよくわかるんです。
自分が出来ないと周りに迷惑をかけてしまうってね、、、
過剰に反応するんです。

 

でもね、これもちょっと考えたらわかることなんです。
無理なものは、どう足掻いたって無理なんです。
悩んだら、知識が経験が一気に湧き上がってくるはずないんです。
ひとは能力以上のことはできないし、無理して限界点を超えようとしたら壊れるんです。

 

だから、まずは出来ないものは出来ないということを受け入れないといけないんです。
これを受け入れないから、厳しくなるんです。
まずは、そこを認めることなんです。

 

でね、認めるだけじゃ物事好転しないじゃんって思いますよね。
でもね、そのことを解決する方法が存在するんです。
しかも簡単にね。

 

それって、周りに助けてもらう事。
もうそれしかないんです。
自分の能力、知識、経験が足らないのであれば、貴方の周りの能力、知識、経験を分けてもらうんです。
自分の引き出しが空っぽなら、周りのひとの引き出しをちょっと拝借したらいいだけの話なんです。

 

なんてラクチンなことでしょうか。
一気に問題解決です。
自分で処理できないことを無理やり処理しようとしても不可能です。
処理できるひとに助けてもらうのが一番手っ取り早いんです。

 

でね、ここからちょっと話がずれる感じがするけど、、、
その女性に訊いたんです。
今まで、ひとに助けられたことが多かったですか?少なかったですかってね。
別に現在の職場での話じゃなくて、今までの人生でもいいんで。。

 

彼女は「今まで周りに助けられることが多かったです。」
と言いました。

 

その話を聞いて、自分は答えました。
「それなら大丈夫。またこれから問題に直面したら周りが助けてくれるから、なんにも心配することはないよ。」ってね。
いままで幾度となく助けてもらってきているひとなら、またピンチに陥ったら絶対に周りは見放さないんです。
逆説的に言ったら、周りに助けてもらったことがないってひとは、これからも助けてもらう可能性は低いんです。

 

なぜそのような話になるかわかりますか?
答えは簡単なんです。
ちょっと考えてみてください。

 

答えは、前回の話と通ずることになります。
もうわかりますよね。

 

分からないひとのためにちょっとだけヒントを言いますね。
ひとはなぜ、ピンチに陥った際に助けようと思うのか?
助けて貰えるひとと、助けて貰えないひとが存在するのか・・・
それには明確な違いがあるんです。

 

これでわかりましたよね。

 

そろそろ答え合わせをしましょうか。
なぜ今まで周りから助けて貰ってきて自分はラッキーだったって言ってるひとは、
またピンチが来たら、助けて貰えるかって言うと。。。

 

ラッキーだったと思ってるあなたは、ずっと周りの人を助けてきているんです。
あなたは、周りのひとを助けてきているからこそ、周りのひとから助けて貰えるひとになりえているんです。
周りのひとを大切にして、周りのひとの幸せを願って行動しているからこそ、いざというときに助けて貰えるんです。

 

あなたは、意識的か無意識化は分かりませんが、とにかく周りのひとのために尽くす行動をとってきているんです。
今までの人生がそうだったのであれば、確実に今の職場でも同じ行動をとっているはずです。
ひとは、普段から助けて貰っているひとがピンチに陥ったら、助けようとするんです。
だから、普段から助けて貰ってるひとはまた助けて貰えるし、そうで無いひとはまた助けて貰えないんです。

 

ね、わかるでしょ。
だから、前回自分が書いた「他人の幸せを願ったら、自分の幸せにつながる」
ってことになるんです。

 

自分が幸せになりたかったら、他人の幸せを追求するべきなんです。
まず、最優先することは、自分じゃなくてあなたのまわりのひとのことなんです。
クレクレが先だと絶対にうまくいかないんです。

 

周りにひたすら、与えて、与えて与え続けることがあなたにとって幸せの近道になるんです。
だって、ひとは一人で生きていけないから。。
個人の能力には限界があります。
ひとは結局助けて貰ってなんぼなんです。

 

自分が幸せになりたかったら、周りを幸せにするんです。
幸せにしてあげる努力をするんです。
自分の利益よりも、まずは周りの利益なんです。
物凄く遠回りで、損した気持ちになるかもしれませんが、、、

 

実はそれが、一番効率的で最短で自分が幸せになる方法なんです。

 

 

 

 

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