「三日坊主は素晴らしい:挑戦と学びの旅、トライアンドエラーの力、そして自己発見の意義」

人生観

 





こんにちは。

山崎篤史です。

 

 

この前、患者さんからちょっとした話を聞きました。

なんでも、その人は、定年になって、何か趣味を持たないとだめだと思い、いろんなものに挑戦したらしいんです。

ジョギングを始めてみたり、料理の勉強をしてみたり…

でも、なかなか長続きしないで、三日坊主にしかなっていないって悩んでるってことでした。

 

 

その話を聞いて、私は「めちゃくちゃ素晴らしいですね!」と答えました。

本当に素晴らしいと思ったんです。

定年を迎えたサラリーマンのおじさんが、すごくいいこと言ってるんですよ。

その、彼の何気ない会話から自分が改めて再認識させていただいた話をさせていただきます。

 

 

新しいことに挑戦することは、人生における成長と学びの過程です

その中でも、三日坊主のアプローチとトライアンドエラーの哲学は、私たちに未知の可能性を探求する機会を提供してくれます。

今回は、三日坊主の発想とトライアンドエラーの重要性について自分の考えを提示させていただきます。

 

 

三日坊主から始まる新たな挑戦

 

新しいことに挑戦する際、最初の一歩を踏み出すのは簡単なことではありません。

しかし、その最初の一歩を踏み出すことは、我々が自己成長の旅をスタートさせる重要なステップです。

三日坊主のアプローチを通じて、私たちはこの最初の一歩を踏み出す勇気を養うことができます。

 

 

健康的な生活を送りたいと考えていた元サラリーマンのおじさんは、ジョギングを始めることを決意し、

最初の三日間は散歩ベースから励み始めたそうです。

最初の日々は散歩にもかかわらず、筋肉痛に悩まされたとのこと。

それでも三日目には、歩くことの楽しさを少し実感してきたそうで、以前に比べて少しずつ体力が向上していることにも気づきました。

 

三日坊主の期間を終えた後も、定期的な運動を続けることを決め、健康的な生活スタイルを築いていくことを目指しています。

ただ、まだ散歩ベースで、ジョギングを行うには敷居が高いらしいですけど。。

 

 

このおじさんの発言からわかることがあります。

三日坊主のアプローチは、新たな挑戦を始める上で大きな意義を持ちます。

三日坊主のアプローチを取ることで、我々は自分自身に挑戦する勇気を養うことができます。

三日坊主とは、初めのうちは強いモチベーションがあり、最初の三日間はがむしゃらに取り組む姿勢を指します。

この短期的な集中力が、新たなスキルや知識の基盤を築く助けになるのです。

 

 

三日坊主というのは、その事柄に挑戦していることの証なんです。

チャレンジしなかったら三日坊主どころか、0日坊主でしかなりえないのです。

だから三日坊主という言葉は、チャレンジしていない人からは絶対に発することの出来ない言葉なのです。

三日坊主ばっかりということは、トライ&エラーをひたすら繰り返しているということなんです。

 

 

「失敗は成功のもと」という言葉が示す通り、トライアンドエラーの哲学は、私たちに新たなスキルや知識を獲得する機会を提供してくれます。

成功だけでなく、失敗からも学びを得ることで、私たちはより賢明な選択をし、成長を遂げることができます。

我々サラリーマンにとっても、トライアンドエラーは重要な要素です。

最初のアイデアや戦略が成功しなかった場合でも、その失敗から得られる情報や洞察は非常に貴重です。

 

 

例えば、会社である製品を開発、販売することになったとしましょう。

最初の製品を市場に投入した際、需要が低かったために売り上げが伸びませんでした。

しかし、その失敗から、ターゲット市場のニーズや競合状況をより深く理解し、次のアプローチを練ることができました。

最終的には、複数のトライアンドエラーを経て、成功を収める製品を開発しました。

 

 

トライアンドエラーの力は、私たちが成長し、進化するための重要なツールです。

失敗から学び、新たな知識やスキルを獲得することで、私たちはより洞察力を持ち、適切な選択をする能力を養うことができます。

社会人、起業家、アーティスト、学生など、さまざまな分野でトライアンドエラーの哲学が功績を生み出してきました。

挑戦に立ち向かい、失敗を恐れずに進む姿勢こそが、私たちの成長を支える源泉となるのです。

 

 

新たな挑戦に取り組む際、自分に合ったものを見つけることは重要です。

トライアンドエラーを通じて、我々は自分自身との対話を深め、

どの分野やスキルが本当に自分に合っているのかを見極めることができます。

自分に合った挑戦を見つけるためには、まずは試してみることが大切です。失敗しても構いません。

 

 

冒頭の元サラリーマンのおじさんは趣味を探してジョギング、料理など様々なことに挑戦しています。

その中で、ジョギングが自分に合っているかもと気付き始めています。

継続的に散歩、ジョギングを行うことで心身の健康を保ちながら楽しむことができそうです。

この方のように、まずは試してみることで、自分に合った活動を見つける可能性が広がります。

 

 

自分に合った挑戦を見つけることは、成長と達成感を実感するためのカギです。

興味や関心、適性とのマッチング、段階的な増加、試してみることの重要性を考えることで、

私たちは自分自身と向き合い、本当に自分に合った挑戦を見つけることができます。

自己探求の旅を進みながら、自分をより深く理解し、成果を得る喜びを感じて頂けると幸いです。

 

 

追伸

本当は三日坊主どころか、一日坊主自体が難しいんですよ。

年齢を重ねてくると、興味を持つこと自体が難しくなってきます。

なんか勝手に試してみる前に、先を想像してしまうんですよ。

 

 

例えば、一人キャンプを試してみようとしたとしても、、

一人だと楽しくないとか、快適に眠れないだろうなぁとかね。

でも本当にそうなのかは、実際に行わないことにはわからないんです。。

 

 

自分なんか、友人に誘われたりしたとき、約束の前日とか、

それこそ出発の直前まで面倒で堪んないんだけど、、、

行ったら、ほとんどの場合、結果楽しかったってなるんですよね。

そんなもんなんです。

ですから、仰々しく考えずに、手軽に、なんとなくチャレンジ出来たらなぁと思います。

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