難しい事でも出来ない理由を言うのではなく、どうしたら出来るかを考える
この前、以前勤めていた薬局の2代目社長(40)と会ってきました。
彼とは自分とは年齢が一回り違うんだけど、なんて言ったらいいかわかりませんが、とにかく目がキラキラしていてかわいいんです。
その彼が、とある病院に入っていた売店が撤退したらしく、引き継いで貰えないかと打診されたそうです。
その病院の売店はずっと赤字だったらしく、その病院が赤字補填をしていたとのことなんですが、さすがに前の経営者が堪えれなくなり、店じまいをしたとのこと。
そこで、彼が引き受けたんですが、紆余曲折の結果、現在黒字に転じているみたいです。
よく頑張ったねぇなんて話をしていたんですが、そこで彼が言っていました。
売店を引き継いだのはいいけど、営業するにつけて難題が噴き出てくることに。
その時彼は、「おぉ!また問題が起きたか!どうやって解決しようか?」ってワクワクしたとのことです。
自分もその彼の話を聞いていて、すごくワクワクしました。
この考えってすごく大事なことだと思います。
今回は「難しい事でも出来ない理由を言うのではなく、どうしたら出来るかを考える」について考えてみましょう。
この言葉は、難しい課題に取り組む際の良いアプローチを指摘しています。
要するに、何か難しいことに取り組むとき、私たちはしばしば「できない理由」を見つけようとします。
これは、その課題が大きすぎる、時間が足りない、スキルが不足している、などの理由です。
しかし、この考え方は進歩を阻害し、モチベーションを低下させることがあります。
例を挙げてみましょう。
あなたが新しい仕事のプロジェクトを任されたと仮定しましょう。
最初に感じるのは、プロジェクトが大きすぎて手に負えないという不安かもしれません。
そして、この不安が「できない理由」になります。
しかし、この新しいプロジェクトが成功するためには、逆にどのようにして成功に近づけるかを考えることが大切です。
具体的な行動を起こすためには、次のステップを踏むことが役立ちます:
- 目標の設定:
最初に何を達成したいかを明確にしましょう。
プロジェクトの成功をどのように定義するかを考えます。
これは、具体的な成果物や目標を設定することから始まります。 - ステップ分解:
大きな課題を小さなステップに分解します。
これにより、プロジェクトを管理可能なタスクに分割し、段階的に進めることができます。 - スキルとリソースの向上:
必要なスキルやリソースが不足している場合、学習やサポートを受けることを検討しましょう。
新しいスキルを習得することで、プロジェクトの成功に近づくことができます。 - 創造的なアイデア:
創造的な方法で問題にアプローチしましょう。
既存の方法だけでなく、新しいアイデアやアプローチを模索し、問題の解決策を見つける可能性を広げます。 - 持続的な努力:
プロジェクトが進行するにつれて、途中で困難にぶつかることがあるかもしれません。
しかし、この時にも「どうしたら出来るかを考える」姿勢を維持し、解決策を見つける努力を続けましょう。
このアプローチを実践することで、難しい課題に対処し、成功に近づく可能性が高まります。
例えば、新しいプロジェクトでは、最初は大きな不安や困難があるかもしれませんが、目標を設定し、ステップを踏んで進むことで、段階的に成功への道を切り開くことができます。
このアプローチは、個人だけでなく、組織やチームにも適用できます。
新しい挑戦に直面したときに、協力して「どうしたら出来るかを考える」文化を醸成することで、成果を上げる可能性が高まります。
最終的に、この考え方はポジティブなメンタリティを育む助けにもなります。
「できない理由」にフォーカスすることでモチベーションが低下しやすいのに対し、解決策を見つけることで、自己効力感を高め、成功への自信を築くことができます。
総括すると、“難しい事でも出来ない理由を言うのではなく、どうしたら出来るかを考える” というアプローチは、問題解決、モチベーション向上、創造性の刺激、成功への近道として非常に有益なものです。
難しい課題に取り組む際には、このアプローチを意識的に採用し、ポジティブな視点で挑戦に臨むことをお勧めします。
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