「いいひと」は「身勝手なひと」

 





やまさきです。

こんにちは。

 

みなさん今日も元気に仕事、適当に手を抜いてますか?
一生懸命、まじめに働くことって素晴らしいことではありますが、そんなんじゃあなた、疲弊して終わっちゃいますよ。
過度にルールや常識にとらわれちゃうと、人間関係に気を使っちゃうって「おひとよし」になっちゃうと、こころはどんどん疲弊していきますよ。

 

と・・・
そんなこと書いてますが、自分でいうのもなんですが、、、いわゆる「いいひと」でいたいひとなんです。
過度に気を使ってしまうところがあるんです。
これって、自分にもその周りのひとにとっても「悪影響」を及ぼすんです。
分かっちゃいるけど、なかなかね。。。

 

「いいひと」を演じようとするひとの、行動パターンって、行動理念っていうのかな。。。「他人に迷惑をかけない事」を最優先に考えちゃうんです。。過度にね。
「他人に迷惑をかけない」って、かけないようにしなくちゃって自分自身が結構、いつも思ってることなんでよくわかります。
「いいひと」=「他人に迷惑をかけないひと」

 

これって、ぼくも、そして貴方も、大多数の人が思ってることなんじゃないかって。。。
他人に迷惑をかけたくないでしょ?
迷惑かけたくないよね?
でもね、これって多分自分の首を絞めてるし、他人にも結果的に迷惑をかけてるんですよ。

 

他人に迷惑を賭けたくないひとって(自分を含めて)自分の中ですべてを解決しようとするんです。
この自己責任の精神は素晴らしいんですけど、これって時と場合があるんです。
仕事のことで考えたらわかると思いますが、一人で抱え込んだ結果、処理できなくなってしまい、かえって周りに甚大な被害を及ぼすってことはざらにあるんです。

 

ひとりで物事を処理しようとして、それが出来ない様な大きな問題になり仕事がストップし、そのストップしてしまった仕事は、ほかのだれかが引き受けなければならない事態に陥る。
最終的には、他人に迷惑をかけたくないと思って行動したあなたが、周囲に大きな迷惑をかけるってことになるんです。

 

自戒を込めて言うんですが、このように「いいひと」を演じようとする人は「身勝手」なひとなんです。
こんなこと書いていて自分も違和感があるんですが、、、論理的に考えたらそうなってしまうんです。
なにが論理的かって言ったら、上記した通り、最終的に周りに対して迷惑をかけてしまうのであれば、それは「いいひと」なんかじゃないんです。

 

周囲に迷惑をかけずに仕事をこなそうと思ったら、まず最初に自分のキャパっていうか、能力の上限をキチンと正しく把握しないといけないんです。
そして、自分の能力を超える部分はしっかり周りのひとに振り分ける作業をするべきなんです。
あなたの会社の同僚にお願いするのもいいと思いますし、上司に相談して、自分の能力にあった範囲に仕事を抑えてもらうのも一つの手立てだと思います。

 

そこで、もう一つ大切なことって、お願いした相手に「申し訳ない」と言わない事です。
感謝の意を述べること、「ありがとう」は全然いいっていうか、積極的に言ってもいい言葉だと思いますが、「申し訳ない」はナシですね。
本来自分が悪いことなんかじゃないので「申し訳ない」という必要って全くないんです。

 

おそらく、「申し訳ない」って言葉を発することにより、自己防衛してるんです。
「申し訳ない」って言っとけば、自分は攻撃されない、悪いひとって認識されないって思ってるんです。
たぶん、「いいひと」を演じようってひとは卑屈なひとなのかもしれません。
卑屈になってるから、謝罪する必要がない時でも「申し訳ない」って言っちゃうんです。

 

さしたる理由もなく「申し訳ない」っていうのは、本当はカッコ悪いセリフって認識した方がいいですね。たぶん、事なかれ主義の最たる言葉なんじゃないかって思います。
自分に対するプライドっていうか、自信を付けるためにも全うな理由がない「申し訳ない」は言わないようにした方がいいんじゃないかって思います。

 

こんなこと書いてきたけど、おそらくあなたも幼少のころから「他人に迷惑をかけない事」って教育を受けてきてるんですよね。
我々の脳に、その考えが擦り込まれてきてるんです。
でもね、たぶんその「他人に迷惑をかけない事」が間違った解釈で、脳に擦り込まれてるんです。

 

「迷惑」なことじゃないことに対しても、「迷惑」なことって認識しちゃってるんです。
お互いにね。
本当はそれって、すごく「迷惑」なことなんですよ。

 

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