車検(は)コバック/常識が必ずしも常識とは限らない。

 





おはようございます。

 

この前の木曜日の朝、仕事に行く前にちょっと寄り道してきました。
寄り道って言っても、自宅と職場はドッキングしてるので、、、寄り道にはならない気もしますが…
ちょっと、仕事に行く前に出かけたってことです。
なにしに出掛けたかっていうと、たいしたことじゃないけど・・・車検に行ったんです。

 

自分は、現在、スズキスイフトのブラックに乗ってるんです。
この車は8年ほど前に、自分の兄貴から譲ってもらったんですが、、、
譲ってもらったといえば、この黒のスイフトを譲ってもらう前にもロータスエランを2台譲ってもらいました。レッドとグリーン。
エランはさすがに、イギリスの名車だけあってオシャレではあったんですが、ちょいちょい故障とかしてました。

 

急にギアが抜けて入らなくなったり、酷い時は高速で走行中ハンドルが右に切れなくなってしまったこともありました。
そのときは左には切れたので、何とか高速を降りることが出来たんですが、、、恐怖体験でしたww
雨漏りなんかも酷かったですね。
あのようなイギリスのオープンカーって晴れの日限定車ってことが理解できました。
それでも、きびきびした走りとオープンカーならではの解放感・・・もう一度乗ってみたいです。

 

まぁ、エランの話はいいんですが、とにかく今回車検に行ってきました。
お願いした所は、「車検のコバック」

www.kobac.co.jp

 

この「車検のコバック」にいつも依頼してるんですけど、なぜそこにお願いしてるかって言ったら…
そのお店の事務をされている方が、うちの薬局に患者さんとしてこられてるんです。
この方の、所作っていうか対応の仕方っていうか…とにかく気持ちいいんですよね。
なので、そこに車検をお願いした次第です。

 

みなさんも、お店を決めるときって、そんな感じで決めたりしませんか?
価格で決めるひとが多いんでしょうけど、自分の場合は応答がいいひとの方が、なんか信用できるっていう感じなんです。
その事務の方が作業するわけじゃないんですけどね。

 

毎回(って言っても今回で3回目なんですが…)その事務さんが薬局に来られた時に、お願いするようにしてます。
その方を通じて依頼をしたら、その事務さんの得点になるかもしれないって思うから。。
得点にならないかもしれませんが、その方が営業してゲットしてきたって、周りが思うんじゃないかなぁ。。。とか思ってみたりしてます。

 

ぶっちゃけ、車検代の内訳ってわかんないじゃないですか。
前もって見積もり取ったとして、その見積価格が適正な価格なんて、素人の自分にはわかんないんです。

ただ安いのがいいとも限りませんしね。

 

そうなると最終的には信頼度になるんです。
だから、自分の場合は、その事務さんの振る舞いが素晴らしいと思ったので、お店自体も素晴らしいんじゃないかって思って依頼してます。

 

ということで、木曜の早朝に車をもっていったわけなんです。
とりあえず、車の中のごみをコンビニの袋に押し込んで、それなりに綺麗にして車検のコバックへ。
その事務さんにお出迎えしてもらい、手続きをさせてもらいました。
テキパキとしていただくと、なんかいい気分ですね。

 

手続きのあと作業場に案内されて、車検についてメカニックのおじさんにざっくりと説明を受けました。
そこでも、そのメカニックのおじさんの対応が丁寧なこと!
こっちは素人なので、このボルトがなんとかって言われてもわかんないんですけど…
とにかく説明が丁寧だったんです。

 

ボルト一個変えることに対しても説明されました。
なんか、凄いですね。
こちらは車に関しては全く素人なんだから、ちょっとひねくれた言い方だと適当にあしらったらいいのに。。。

 

感じがいいおじさんだなぁなんて思いながら(自分も立派なおじさんなんですが…)、お願いして代車のekワゴンに乗って職場(自宅)へ。
重大な問題が発生してる場合は連絡しますっていうお話だったんですが、、、
なんにもなかったので、一安心しながら仕事をとりあえずこなしました。

 

木曜日は薬局の終了時間もはやいので、約束の16:30に引き取りに。
一日車検はやっぱり簡単だよねぇなんて思いながら、車検のコバックまで代車でのドライブです。
そういえば、車が変わったら車高とかも違うし、ステアリングの感覚も違うので新鮮ですね。

 

コバックに到着後、再度感じのいいおじさんからの説明がありました。
「山崎さん・・・サスペンションの件なんですが…」
??

 

朝、前輪のサスペンションの調子が悪くて、車の縦揺れの吸収を抑えることが出来なくなって、ホワンホワンしていて乗り心地が悪かったんです。
どうしようか迷ってたんですが、高速に乗ったときなんか、縦揺れが酷くて怖い思いをしたりしてたから修理を依頼してました。
朝のざっくりした見積もりだと6万5千円程度…

 

きたかーーー!
追加料金!!

 

違ってましたww
なんでも自分のスイフトのフロントサスペンションの不具合って、リコール対象(正確にはその一つ下のサービスキャンペーン)だったようです。
サービスキャンペーンってのがあって無償で修理してくれるみたいです。
ラッキーですね。

www.suzuki.co.jp

 

この話を聞いていて、ちょっと思うことがあったんです。
コバックの整備士のおじさんがとった行動って至極当然の話ですよね。
スイフトにサービスキャンペーンが発生してるという話を僕にすることって。
でも、それって本当に当然な行動なの?

 

コバックに限らず、コロナ禍の真っただ中収入がガタ落ちしてると思うんです。
自分の会社も収益が落ちて、介護施設を手放すことになりました。
深刻さに大小あれど、似たり寄ったりじゃないかと思います。
整備士のおじさんは、僕に教えなくてもよかったんですよ。
サービスキャンペーンのこと。

 

僕に黙って作業していたら、その分の収益が会社に発生していたんです。
それを僕に報告して、ディーラーに相談した方がいいって助言してくれたんです。
この情報を言わなければ、自分は全く気が付かずにそのまま修理をお願いするところでした。
コバックさんも黙って修理していたら収入になるはずだったのにね。

 

おそらく、コバックの整備士のおじさんは、ごく普通の行動を行ったに過ぎないはずなんです。
スズキさんがただで修理してくれるみたいだよって、わかったから言ったまでなんです。
ごく日常の行動。。。
でも、僕にとっては知りうることのない情報だったんです。

 

そんな、リコールとか、サービスキャンペーンとか、頭の片隅にもなかったですからね。
かれは、惜しげもなく情報を僕に届けてくれたんです。
ディーラーに行ったら、ただで修理してくれるかもよってね。
黙ってたら自分の利益になるのに…

 

これを読んでる貴方にとって、コバックさんが教えるのは当然だって思いますか?
ふつうは思うんでしょうね。
大多数のひとは、その整備士さんが行った行動はごく当たり前って思うでしょ…
僕はそう思わなかったんです。

 

おぉ!おじさんいいこと教えてくれました!って思ったんです。
そう、思った時にもう一つ気付いたことがあったんです。
その極々当たり前の、常識の情報って、実は常識的な情報じゃないって。
素晴らしい情報だってね。

 

そして、その素晴らしい情報に触れたことが理解できた自分って、、、
結構イケてるなって気付いたんです。
なんか、ニコニコちゃんになりました。
それに気付けたことで、ココロがちょっとハートフルになりました。

 

今回ちょっとしたことに対して、喜びを感じたっていうか、幸せな気持ちを見いだせたんです。
まぁ、なんということでしょう!
こういったものを感じることができるようになれば、いつでも、どこでも幸せになれるんじゃないかなぁって思いました。

 

些細なことでも、幸せを感じられるようになれれば「無双」ですね!

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