こんにちは
山崎篤史です。
自分が社会に出て30年程になるんでしょうか。
その中で、ずっと・・・漠然とですが考えてることがあります。
っていうか恐れていることがあります。
この仕事を辞めた後はどうなるの?
すごーく思ってるんですよね。
現在自分は医療業界の末端で働かせていただいてます。
そのおかげで、今まで何とかご飯を食べてくることが出来ました。
これって大学まで行かせてくれた両親に感謝してもしきれない話です。
ある程度、安定した生活が出来てることは事実なんで・・・
ですけど、働き始めてからずっと違和感があったのは事実です。
仕事で、自分とかかわった人って殆どが僕をダイレクトにみてるのではなく、薬剤師というフィルター越しに見てるんじゃないかって思ってました。
いや、現在も思っています。
自分でいうのもおかしな話なんですが、薬剤師さんって傲慢な方の割合がものすごく多いような気がしてます。
自分が薬剤師であるくせに、薬剤師さんが嫌いです。
薬剤師免許を持ってることが、偉いんだぞ!
みたいなひとが結構います。
他の業界のことは残念ながらわからないけど、とにかく自分の肌感覚では大多数の薬剤師がそれに当てはまっていると思います。
そんな人たちに言いたいことって、「あなた薬剤師の免許無かったら相手されないよ!」
なんでそう思うかって、、、自分が逆の立場だったら仕事以外で絶対に相手をしようなんてこれっぽっちも思わないから。
それって、ほかの業種の方にも言えると思うんですよね。
殆どの人が、会社というフィルター越しに見られてるんじゃないのかって。。
そのフィルターが取り払われた時に、どれだけの人が振り向いてくれるんだろうか?
ってね。
定年によってフィルターが剥がれる方もいるかもしれません。
会社から急に解雇を言い渡されることだってあるかもしれません。
病気とか家庭の事情で仕事が出来なくなるかもしれません。
肩書が外れたときに、どのような状況になるかって一度考えてみるのもいいんじゃないかなぁ。
まさに、福沢諭吉が説いた
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずといへり」
を肝に銘じた方がいいんじゃないかって思います。
追伸:
そうそう、実はこの文章には続きがあるのって知ってますか?
「されども今廣く此人間世界を見渡すにかしこき人ありおろかなる人あり貧しきもあり冨めるもあり貴人もあり下人もありて其有様雲と坭との相違あるに似たるは何ぞや」
これって結果的に、賢いひとがいたり、愚かなひともいる。
また貧乏な人、金持ちの人、身分の高い人低い人がいるが、この差はどこから生じてるかっていうと、結局は。。。
学ぶことに全精力を傾けて物事の心理を良く分かるものは、偉くもなり裕福にもなる。
翻って、学がないものは愚かになり、貧しくなる。
そのようにも説いています。
一生勉強ですね。
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